カタールのヘッドコーチと選手が退場する珍事も
バスケットボール男子日本代表が『FIBAワールドカップ2027アジア地区予選』Window4の第2戦でカタール代表と対戦した。
日本の先発は河村勇輝、西田優大、馬場雄大、八村塁、ジョシュ・ホーキンソンの5人。河村のキックアウトから馬場のコーナースリーで先制した日本は、さらに八村も2本連続で3ポイントシュートを射抜くと、西田の速攻も決まって開始3分半で11-0と最高のスタートを切る。河村が4分弱で2ファウルを犯したが、代わりに入った齋藤拓実がパスカットから馬場のワンマン速攻をお膳立てし、オフェンスを活性化させるなどピンチをチャンスに変えた。
それから形は作れどアウトサイドシュートが決まらずに得点が伸び悩んだが、ズレを作らせず、1対1で守り切る鉄壁のディフェンスでリードをキープ。そして、八村のブロックショットから富永啓生のトランジションスリーが飛び出すと、ラストポゼッションには富永が再びタフな3ポイントシュートをねじ込み、29-11で第1クォーターを終えた。
第2クォーター開始早々、八村が早くも4本目の長距離砲を射抜くと、佐々木隆成が持ち前のスピードを生かし、5連続得点を挙げて存在感を発揮。その後、コミュニケーションミスからノーマークで3ポイントシュートを許し、フリースローで繋がれるなどディフェンスで集中力を欠く場面もあったが、前半だけで19得点を挙げた八村のミドルシュートで締め53-34で試合を折り返した。
後半を先発メンバーで迎えた日本は攻守ともに機能する。ボールの行き先を予測しつつ、素早いローテーションでズレを作らせず、簡単なシュートを許さない。トランジションの意識も高まり、西田やホーキンソンが速攻から加点する。残り6分12秒にはカタールの選手とベンチが立て続けにテクニカルファウルをコールされ、ヘッドコーチと選手が退場になる珍事も。集中力が切れない日本は残り4分3秒にセカンドチャンスから八村がこの日5本目の3ポイントシュートを射抜き、リードを40の大台に乗せた。最終クォーターを48点差で迎えた日本はその後も攻撃の手を緩めず、全員が得点を挙げるおまけ付きで123-70と快勝した。
八村がゲームハイの30得点を挙げ、富永が23得点、ホーキンソンが16得点、西田が11得点で続いた。また、河村がゲームハイの9アシストを挙げ、齋藤が5アシスト、八村と馬場と富永が4アシストを記録した。
