ジェイレン・ブラウン

ポポヴィッチ「また次の日は仕事に向かう」

オーストラリアを相手に2006年以来となる敗戦を喫したアメリカ代表は、8月26日にカナダ代表とのエキシビションゲームで強化合宿キャンプを締めくくり、ワールドカップが開催される中国に向かう。

オーストラリア代表に敗れた試合では、戦力の差よりもチームとしてのケミストリー、完成度の違いを実感させられた。アメリカ代表の選手は気を引き締め直し、軌道修正を試みている。セルティックスのジェイレン・ブラウンは「どういう方向に進むこともできるけど、正しい道を選ばなければいけない。意識を変えないといけない」とコメント。

オーストラリアとのエキシビションゲーム初戦に勝利したアメリカは、2戦目にも勝てるという気の緩みがあった。ブラウンはそれを認め、「僕らは大きな目標を持ってプレーしている。それを理解し、謙虚な気持ちを持たないといけない」と話す。「そういう部分をもっと見せられたはず。試合序盤だろうと、2試合続けての場合だろうと、そういう意識を持ち続けなければ。こちらから仕掛けないといけないんだ」

また、ジャズのドノバン・ミッチェルは、オーストラリアに敗れたことで、ワールドカップが激戦となることをあらためて実感したと言う。「今大会がドッグファイトになるということが分かった。NBAとは異なる部分に対応しないといけない。出場する国は、以前から一緒にやってきた選手で構成されている。僕たちはチームを作ってまだ3週間から4週間。相手のケミストリーやインテンシティにできるだけ早く対抗しないといけない」

ヘッドコーチのグレッグ・ポポビッチは、挽回は十分に可能と考えている。「選手たちは大人だ。彼らには家族があって、これは彼らの仕事。皆さんだって、それぞれの仕事がある。仕事が上手く行かない日があったら、皆さんならどうする? また次の日は仕事に向かう。そういうことだ」

勝って当たり前と言われている状況で、本大会前に明確な課題が浮き彫りになったのは収穫だ。カナダとのエキシビションゲームは、アメリカの気持ちの強さも試される試合になる。