ルディ・ゴベアからキャプテンの役割を引き継ぐ

ビクター・ウェンバニャマが『FIBAワールドカップ2027欧州予選』に向けたフランス代表のキャプテンに任命された。22歳のウェンバニャマは、2003年に21歳でフランス代表史上最年少のキャプテンに就任したトニー・パーカーに次ぐ若さで主将を務める。

「キャプテンとは何よりも模範を示すことが第一だ。コート上でのプレーを通じてリーダーシップを発揮し、チームに落ち着きをもたらすことだと思う」とウェンバニャマは自身の役割を語った。「この時期にキャプテンを任されるとは思っていなかったけど、新たな章を経験できることが光栄だよ」

これまではルディ・ゴベアが代表キャプテンを務めてきたが、ここでウェンバニャマへとバトンが渡された形だ。実際にチームが始動する前からウェンバニャマがチームメートを招いてトレーニングやチームビルディングの機会を設けており、正式発表に先立ってキャプテンシーは発揮していたと言える。

フランスは今月末にスロベニア、スウェーデンと欧州予選を戦う。現在はその準備を進めており、現地8月21日にはスイスでニコラ・ヨキッチを擁するセルビアとテストマッチを行った。

6月中旬までNBAファイナルを戦い、オフは短いものとなったが、ウェンバニャマはもうコート上での戦いを望んでいる。NBAキャリア3年目の昨シーズンは25.0得点、11.5リバウンドといずれもキャリアハイの数字を残し、NBA屈指のスター選手へと駆け上がった。その勢いをオフで途切れさせない意味でも、代表参加はプラスに働く。22歳にして精神的に成熟した彼は、チームを引っ張るリーダーシップの面でも大きく成長しつつある。