ラバー・ボールが三男ラメロをNBLに送った理由「必要なステップの1つだった」

2019/08/24
NBA&海外
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ラバー・ボール

ラメロの2020年ドラフト1位指名を確信

何かとNBA界隈で話題を提供してきたラバー・ボールは、現在オーストラリアに滞在している。今年6月、三男のラメロ・ボールが、オーストラリアリーグのNBLに所属するイラワラ・ホークスと契約したからだ。

ボール3兄弟(ロンゾ、リアンジェロ、ラメロ)の中でも才能では図抜けていると言われているラメロは、リトアニアリーグ、そしてラバーが設立したジュニア・バスケットボール・アソシエーションを経てNBLに移籍。レベルの高いアメリカの大学に進学してバスケットボールを続けるのではなく、プロとしての経験を積んで2020年のNBAドラフトにエントリーする道を選んだ。

ラバーは、ラメロをNBLに移籍させた理由を、『Illawarra Mercury』に語った。

「(NBL挑戦の)決断は、家族で決めたこと。私は、息子にとってベストと思えることをしたい。メロはもう世界を知っている。息子は、自分が何を求めているかを分かっているんだ。リトアニアにも行った。あの国では英語が通じない。ここ(オーストラリア)が正しい場所と思うために必要なステップの1つだった」

「ここでは球団が素敵な住まいを見つけてくれて、天気も良い。リトアニアでの景色は、こことはまったく異なる。寒いし、中傷される。それでいて言語が分からない。それらを経験したからこそ、今ここでの生活を楽しめる」

「今では、表情を見るだけで息子がよろこんでいると分かる。メロは、ただただバスケットボールをプレーしたがっているんだ」

2020年のNBAドラフトについて話が及ぶと、「1巡目だって? 息子は、最初に指名されるよ」と、いつもの『ラバー節』が炸裂。

「『ウチに彼は必要ない』と言うNBAチームが現れるのが楽しみだ。来シーズンが終わる頃までには、息子が全体1位指名候補になっている。息子は非常に特別な選手だ」

実際、『Sports Illustrated』もラメロを高く評価し、ボール一家でベストプレーヤーになれる才能の持ち主と伝えている。

アメリカの大学を経てドラフトにエントリーする『正規ルート』から外れたラメロが、NBLでどういう選手に成長するかは楽しみでしかない。本当にドラフト1位指名に値する選手になった時、ラバーが巻き起こす喧騒を嫌うNBAチームは、頭を抱えることになる。