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ラウリーに続いてイバーカの残留も内定、東のトップ4は固い

去就が注目されていたフリーエージェント選手の一人、ポイントガードのカイル・ラウリーが、ラプターズとの再契約を決断した。

『The Vertical』によれば、ラウリーはラプターズとの3年契約に合意。年俸総額はおよそ1億ドル(約113億円)に上ると見られている。

ラウリーは、ラプターズとの再契約に至った経緯、心境を『The Player's Tribune』に寄稿した文章に綴った。

「最終的な結論を下すのは簡単だった。これまで辿ってきた道を振り返った結果、たどり着く場所はいつもと変わらない、自分にとってのホームだった。トロントに導かれたんだ」

またラプターズは、同じくフリーエージェントになったフォワードのサージ・イバーカとの合意も取り付けた。これにより、デマー・デローザン、ラウリーのバックコートに加えて、フロントコートにはイバーカを残せることが内定。リーグ屈指のデュオ、それからブロックショットと守備に優れるイバカ、堅守と3ポイントシュートが持ち味のデマーレイ・キャロル、211cmながらも器用なヨナス・ヴァランチュナスを中心とするチームならば、来シーズンも東カンファレンスのトップ4を十分に狙える。

もっとも、チームが目指すのはその先。2017年のプレーオフ準決勝では1勝もできずに完敗を喫したキャバリアーズへのリベンジを果たせるかどうか。それは今後サポーティングキャストを充実させられるか次第だ。