写真=野口岳彦

Bリーグを制した経験を持って新天地へ

本日、渡邉裕規の引退会見を行った栃木ブレックスが、さらに熊谷尚也の移籍を発表した。

熊谷は日本体育大学を卒業後、栃木ブレックスに入団し4年間プレー。昨シーズンは最強セカンドユニットの一角として、ベンチからコートに入ってはチームにエネルギーを注入し、栃木のBリーグ優勝に貢献した。

移籍先は大阪エヴェッサ。チャンピオンシップ出場をあと一歩のところで逃した大阪にとって、熊谷の優勝経験は大いにプラスになるだろう。

大阪に移籍した熊谷はクラブを通してこのようなコメントを発表している。

「大阪エヴェッサという伝統あるチームの一員になれてとても嬉しく思います。高さを活かしたリバウンドとダンクシュートという自分の持ち味を最大限に発揮できるよう、日々精進していきたいと思います。そして、チーム最大の目標となる『優勝』を達成できるよう、覚悟を持ってチャレンジします。大阪エヴェッサファン・ブースターのみなさま、これからご声援をよろしくお願いします!」

コメントにもある通り、熊谷の持ち味はダンクシュート。Bリーグオールスターのダンクコンテストにも出場した熊谷は日本人ダンカーとしての地位を確立しつつある。ゲームの中で繰り出される豪快なダンクは、大阪のファンの心を鷲づかみにするはずだ。