映画のようなサクセス・ストーリー、成り上がった現在も原点を忘れないイバカ

2019/08/14
NBA&海外
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サージ・イバカ

「15年前は残りものをもらうために頼んでいた」

コンゴ共和国出身のサージ・イバカは、自分の力で未来の扉をこじ開けた。

18歳という若さでスペインリーグで注目されると、2008年のドラフト全体24位でシアトル・スーパーソニックスから指名され、2009年からNBAでプレーしている。ドラフトから11年後、彼はラプターズでキャリア初優勝を成し遂げた。

この夏、彼は母国にラリー・オブライエン・トロフィーを持ち帰った。先日、トロフィーをあるレストランに持ち込み、食事をしている動画をソーシャルメディアに投稿した彼は、その理由も綴った。

「15年前は、残りものをもらうために頼んでいたのに、コンゴの同じ店にNBAチャンピオンとして来店して、食事ができている。時に人生は、映画のようになる。この筋書きは、神様だけが書けるものだ」

子供の数だけで18人という大家族で育ったイバカは、本人が言うように、まるで映画のようなサクセス・ストーリーを歩んだ。成り上がったイバカの物語は、彼と似た境遇にある世界中の子供たちに影響を与えるだろう。

誰にとっても、初心に戻ることは大切だ。レストランでの食事中、イバカもあらためて自分の原点を噛み締めたに違いない。