白谷がファウルトラブルの中、マクミランが攻守で奮闘
U18東アジア予選大会最終日、2勝1敗の日本は全勝の中国と対戦しました。参加国の中で唯一210cmを超えるセンターを擁しており、ここまで日本はアレックス・マクミランがゴール下でイニシアチブを取っていましたが、高さへの対策が必須の相手です。
インサイドにボールを入れてくる中国に対して、日本は早めのカバーでシュートまで行かせず、さらにマクミランがブロックショットでゴール下を叩き落とします。しかし、日本のオフェンスもドライブに対して長い腕を出してくる中国のディフェンスに苦しみ、ロースコアの立ち上がりとなりました。
日本は白谷柱誠ジャックがファウルトラブルで前半は4分のプレーに留まるも、中国も先発センターがファウルトラブルでベンチに下がります。するとマクミランがドライビングアタックにオフェンスリバウンドで得点を量産。また、自分にマッチアップする選手をスクリーンで押し出してチームメートにドライブのコースを開ける黒子の動きも光りました。
第2クォーターになると本田蕗以がドライブで連続得点。さらにマクミランが3ポイントシュートにカッティングでリードを生み出します。高さでは中国が上回るも、日本はフィジカルで負けず、スピードで優位性を作り、一時2桁のリードを築きました。
しかし、ゴール下へ入り込めない中国がポストでのターンシュートを多用し反撃すると、よりカバーを早めたい日本はディフェンスの収縮が早くなりますが、外へ展開されて3ポイントシュートを連発されて点差を縮められてしまいました。それでも日本は30-27とリードして試合を折り返します。
後半に入ると、ゴール下の合わせから中国の反撃を受けますが、日本はマクミランがスピードを生かしたドライブで対抗。試合を通して22得点、8リバウンド、2スティール、2ブロックと、マクミランの身体能力と万能さは10cm以上あるサイズ差を上回っていました。中国が速攻で得点を奪うと、日本も櫻井照大がスティールからカウンターを生み出し、バスケット・カウントを食らえば、マクミランもバスケット・カウントでお返しと一進一退の展開が続き、日本の3点リードで最終クォーターを迎えます。
終盤になっても運動量が落ちない日本は白谷が相手センターを引き出してのステップバックスリーを決めれば、本田はドライブでセンターとコンタクトしながらのバスケット・カウントを獲得。この試合6スティールの櫻井のプレッシャーディフェンスも効いて、リードを2桁に広げます。
それでも粘る中国は高さを生かしたポストムーブで押し込み、次のポゼッションではパスアウトから3ポイントシュートを決め、3人に囲まれながらも強引にゴール下をねじ込み、残り5分で点差は4点に。日本としては中外を交互に攻められてしまうと厳しいものがありました。それでもマクミランが再び見事なオフボールムーブからの3ポイントシュートで中国の勢いを止めました。スクリーナーとして起点に絡み、相手が中に絞ったら外から射抜き、外まで追いかけてきたら逆を取るドライブとカッティング。センター同士のマッチアップで完璧に振り回したマクミランの活躍が決め手となり、63-56で勝利して3勝目を挙げました。
39分56秒とほぼフル出場だったマクミランは6本の3ポイントシュートを放ったことについて「高さでは勝てないので外から打つ必要がありました。今日は(普段はやっていない)ゴーストスクリーンが有効だと指示があったので、たくさん使いました」と適応能力の高さも示してくれました。本大会までの課題として「シュートの精度を上げ、ハンドリングなどのスキルも向上させたい」とさらなるステップアップも誓ってくれています。
🎞GAME HIGHLIGHTS🎞
🇯🇵#AkatsukiJapan 男子U18日本代表
🏆FIBA U18 アジアカップ2026 東アジア地区予選
🆚中国#高校バスケ pic.twitter.com/B0XBBDLwgR— バスケットボール日本代表 (@JAPAN_JBA) June 7, 2026
