写真=B.LEAGUE
大分時代に一緒にプレーした新ヘッドコーチとタッグ
新潟アルビレックスBBが佐藤公威の退団を発表した。
佐藤は2005年からの3年、2011年から現在に至る6年の計9年間を新潟でプレーした。Bリーグ初年度の今シーズンは59試合に先発し平均32.8分間の出場で8.5得点を記録。このプレータイムはリーグ全体2位の数字であり、ベテランとは思えないエネルギッシュなプレーをシーズン通して披露した。
慣れ親しんだ故郷の新潟を離れるという大きな決断をした佐藤は、クラブを通して次のコメントを発表している。
「人として、選手として、もっともっと成長していきたいから移籍を決めました。故郷を離れる寂しさと、新潟で勝つ事が出来なかった悔しさがありますが、心の糧にしてこれからも精進していきたいと思います。新潟でプレー出来て幸せでした」
そして島根の新ヘッドコーチになることが決まっている鈴木裕紀とは、2008年からの3年間、大分ヒートデビルズでともにプレーした過去を持つ。監督と選手という立場で、島根で再会することとなった。
新天地となる島根のファンに向け、佐藤は次のようなコメントを発表している。
「故郷新潟を出て遠い遠い島根県でプレーする事は正直かなりの覚悟がいりました。しかし面談を通して末松(勇人)ゼネラルマネージャー、鈴木ヘッドコーチの熱い気持ち、本気で必要とされる有り難さを感じました。選手としてこれほどかと思うくらいの有り難さを感じる事が出来たチームが島根でした。また、B1で戦える事も島根の歴史を作って来た選手達に対しても感謝、尊敬の気持ちで一杯です。自身としてプロとし、そして一家の主人として本気で移籍を決めました。島根の皆さんこれから宜しくお願い致します。言葉で語るより言動で示したいと思います」