ジョーンズカップで奮闘した選手の言葉、安藤誓哉「この姿勢で代表にしがみつく」

ジョーンズカップで奮闘した選手の言葉、安藤誓哉「この姿勢で代表にしがみつく」

2019/07/25

男子日本代表

ジョーンズカップで実力を示し、A代表に追加招集

7月25日、アルバルク東京と名古屋ダイヤモンドドルフィンズが、それぞれの所属選手である安藤誓哉とシェーファー・アヴィ幸樹、安藤周人と張本天傑の日本代表入りを発表した。すでに日本代表はワールドカップに向けた強化合宿をスタートさせているが、彼らは『B代表』の位置づけで参加したジョーンズカップでのパフォーマンスが認められ、追加招集を勝ち取った形だ。

安藤誓哉はA東京を2年連続のBリーグ王者へと導いたパフォーマンスそのままに、クレバーなゲームメークと、ここぞの1本が欲しい場面でのシュートを高確率で沈めたことで、その実力をあらためて証明した。安藤周人は大会を通じてスコアラーとしての非凡な才能を発揮。ワールドカップ予選を戦ったメンバーの中で、富樫勇樹と辻直人がケガで本大会に出場できないため、その穴を埋める働きが期待される。

シェーファーは21歳のセンター。サイズアップを課題として身長の大きな選手が多数抜擢されたジョーンズカップでの日本代表においても、試合を重ねるごとにプレーの質を高めたという意味で目立った存在だった。ベテランが多い日本代表のインサイドに割って入る成長が期待される。

過密日程の大会を戦い抜いて評価を勝ち取った安藤誓哉と周人、そしてシェーファーに、ジョーンズカップを振り返ってもらった。

若い選手が多いチームを牽引した、周人と誓哉の『W安藤』

安藤誓哉
「ポイントガードとしてリーダーシップを取り、どんな相手と戦っても対応できたことに手応えを感じています。アルバルクというチャンピオンチームのプログラムでやってきた2年間の経験が生きていると実感しました」

「合宿が始まった当初は、去年もジョーンズカップに出た選手やA代表に参加した選手がいる中で、自分はラマスコーチのバスケットをやっていない点が遅れていると思いましたが、実戦で結果を残すことを目標に徐々に調子を上げていきました。そんな中で戦術を理解し、初めて練習する若手に刺激を受けながら、いいチームが作れたことは自信になりました」

「今の自分は国際大会の経験が必要な立場。連戦の疲労より毎日試合ができることがうれしくて、モチベーションを高く持って戦えました。絶対にワールドカップのメンバーに入りたいという思いは持っていますが、今は目の前のことに一つひとつ対応し、ひたむきにプレーすることが先に繋がると思っているので、その姿勢でしがみついていきたい」

安藤周人
「この大会で結果を残せば、A代表としてワールドカップのメンバーに入る可能性があると聞いていて、エルマンコーチからは『3ポイントを何本打ってもいいから、アグレッシブにやって、結果を残すチャレンジをしてほしい』と言われたので、コーチの要望通り、自分の好きなように気負うことなく攻めることができました」

「毎日いろんなチームと試合ができたことが楽しかったし、とても良い経験になりました。ただ3ポイントの面では仕事ができましたが、ペイントエリアにアタックすることに関してはまだまだだったので課題は見えました」

「まだまだ満足はしていませんが、毎日いろんなチームと試合ができて良い経験になったので、これをA代表に繋げていけるようにしたいです」

男子日本代表

自分自身の課題をクリアした『サイズアップ』の担い手

シェーファー・アヴィ幸樹
「A代表に入るために試合を経験したい思いと、去年のジョーンズカップでは3勝しかできなかったので、今年は勝ちたいという両方の思いで臨みました」

「このチームは若い選手が多いからみんな仲が良くて、年上の天傑さんも優しかったし、全員でコミュニケーションを図れたことが良かったと思います。それをプレーでまとめてくれたのがガード陣で、誓哉さんがボールを回して良い組み立てをしてくれたからこそ、センター陣も動けたのだと思います」

「自分自身のことで言えば、去年は韓国との強化試合で(リカルド)ラトリフに短い時間でボコボコにやられたので、リベンジの意味でも韓国戦のモチベーションは高かったです。ラトリフは僕に対して軽めにディフェンスをして離してきたので、そこで迷いなく打てたし、リバウンドも取れました。少しはリベンジできて、やれるんだという自信にもなりました」

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