第3クォーターに0-13のランを受け流れが急変
バスケットボール男子日本代表が『FIBAワールドカップ2027アジア予選』Window2の中国戦に臨んだ。
日本の先発は齋藤拓実、西田優大、馬場雄大、渡邊雄太、アレックス・カークの5人。バックドアから渡邊のダンクで先制した日本はさらに渡邊が長距離砲を射抜いて流れに乗る。パスを散らしながらもペイントアタックを徹底したことで内外バランスよく得点を重ねると、ディフェンスでも中国を上回る強度の高さで簡単にシュートを打たせない。攻守が噛み合い、富永啓生のタフショットで締めた日本が21-11とリードした。
第2クォーターに入っても日本は安定した試合運びを見せる。エースのジャオ・ルイに対して馬場や原修太がフィジカルに守ることで仕事をさせず、縦に破られてもヘルプが素早く寄ってイージーシュートを許さない。カークを休ませても渡邉飛勇がセカンドチャンスポイントを挙げ、シェーファーアヴィ幸樹がインサイドで存在感を示したことでディフェンスが崩れなかった。攻めては西田が高さに屈しずにペイントアタックを続け、ドライブから連続得点を挙げる。オフェンスが停滞した時間帯には渡邊が1on1から高確率でミドルシュートを沈めたことで流れを渡さなかった。
47-33とリードして後半を迎えた日本だったが、ターンオーバーから走られ、フリーを作るも決め切れず、オフェンスがうまくいかないことで急激に失速。ディフェンスは決して悪くなかったが、タフショットを決められたこともあり0-13のランを受けると、残り3分にフリースローを決められて逆転された。さらにここまで攻守に存在感を放っていた西田がディフェンス時に衝突されて負傷しベンチに下がると、飛勇も着地時に足を痛めてしまう。悪い流れが続いたが、富永がここから5得点を挙げ、56-58で第3クォーターを終えた。
その後、日本は何度か同点に追いつくも、オフェンスで前半のような連動性がなくなり、1対1からタフショットを打つ悪循環に陥ったことで徐々に突き放されてしまう。ディフェンスでも高確率で3ポイントシュートを決められ、外を抑えようとするもインサイドで失点し、止めどころを見失った。こうして、最後まで戦い抜くも最終スコア80-87で敗れた。
日本は西田と富永がチームハイの14得点を挙げ、渡邊が13得点、カークが12得点で続いたが、3ポイントシュート成功率は19.23%(5/26)と低調に終わった。日本は3月1日に再び沖縄アリーナで韓国代表と戦う。
