アルバルク東京

ビッグマンのファウルトラブル&小酒部の好守で主導権を握る

2月4日、アリーナ立川立飛(東京都立川市)で東アジアスーパーリーグ(EASL)のアルバルク東京vsニュータイペイ・キングスが開催された。グループリーグ暫定首位のA東京は立ち上がりから終始主導権を握り、92-79で勝利。予選ラウンド4連勝を飾り、3月18日よりマカオで開催されるEASLファイナルズの出場権を獲得した。

A東京のスターティングラインナップは小酒部泰暉、安藤周人、マーカス・フォスター、ライアン・ロシター、セバスチャン・サイズ。テーブス海、中村浩陸、チェイス・フィーラーはロスター外となった。ニュータイペイは10月の前回対戦時から大改革を敢行。ヘッドコーチを変更し、ロスターも12人中6人が入れ替わった。

A東京は試合開始直後からサイズにボールを集め、前回対戦時はロスター外だったニュータイペイのインサイドの要ジェイソン・ウォッシュバーンに開始1分弱で2ファウルを誘発する。守っては11月に加入したポイントゲッターのジェイレン・ハリスに小酒部が好ディフェンスを見せ、ニュータイペイの攻め手をつぶすことに成功。開始早々から攻守両方で主導権を握り、第1クォーターを20-13で終える。

第2クォーター開始4分、ウォッシュバーンが3つ目のファウルを宣告され、ハリスと共にベンチへ下がると、ニュータイペイは外国籍選手不在のスモールラインナップを組んだ。高さに勝るA東京の勢いはさらに増すかと思われたが、グループ最終戦となるこの試合に勝利し、EASLファイナルズ進出の可能性を高めたいニュータイペイは退かない。ジョセフ・リンやルー・チェンジュに高確率で外角シュートを沈められ、195cm130kgという規格外の体格を持つワン・ポーチーの対応に苦しみ、思うようにリードを広げられず42-37で前半を折り返した。

ハーフタイムインタビューに応じたデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは「ディフェンスがソフトすぎる」、「シューターに対してクローズアウトする努力が足りていない」と後半はディフェンス面での修正が必要であることを示唆した。

アルバルク東京

ライアン・ロシターはトリプル・ダブルを記録

第3クォーターも引き続き一進一退の攻防となったが、A東京は安藤周人の3連続3ポイントシュートで流れを引き寄せ、ロシターは的確なアシストでフォスターの得点を演出。ベンチスタートのザック・バランスキーと福澤晃平は小酒部とともにハリスに対して好守を見せ、30-20のビッグクォーターを作り出すことに成功。第4クォーターも引き続きディフェンスのインテンシティを保ち、ロスター全員出場で危なげない勝利を収めた。ロシターは15得点12リバウンド10アシスト、フォスターはフィールドゴール17本中10本成功の29得点を記録した。

ヒーローインタビューに応じたロシターは「アグレッシブにプレーしてマカオ(ファイナルズ)の出場権を確実にしたいと考えていた」と試合前の心境をコメント。「私たちの目標はあと3勝することなので、来週のモンゴルでのアウェーゲームに勝利し、ファイナルズ進出を確定させたい」と今後の意気込みを語った。そして、集まったファンに対し「皆さんのためにプレーし、優勝をもたらしたいと思っています。来週もぜひモンゴルまで応援に来てください」と笑みを浮かべながら呼びかけた。

グループリーグ最終戦となるザック・ブロンコス戦は、2月11日19時10分にMバンクアリーナ(モンゴル)でティップオフ予定。これに勝利すればグループ1位でのファイナルズ進出が決まる。