
アシスタントコーチとして2020年の天皇杯優勝にも貢献
サンロッカーズ渋谷は1月8日、カイル・ベイリーとのヘッドコーチ契約を解除し、同日付でゾラン・マルティッチが新ヘッドコーチに就任することを発表した。 マルティッチは1月24日に開催される富山グラウジーズ戦から指揮を執ることとなる。
アメリカ出身、現在43歳のベイリーは、サンタクララ大から欧州に渡ってプレーヤーとして活躍。2017-18シーズンにSR渋谷のアシスタントコーチとしてコーチングキャリアをスタートさせ、2020年には天皇杯優勝にも貢献。一時は群馬クレインサンダーズに移籍をするが、2023-24シーズンに復帰すると、2024-25シーズン途中に当時指揮を執っていたルカ・パヴィチェヴィッチの退任に伴いヘッドコーチへ就任した。今シーズンもヘッドコーチを務めていたが、前半戦を終えて11勝19敗と黒星が先行し、契約解除となった。
マルティッチはスロベニア出身の60歳。U20スロベニア代表のヘッドコーチとして指揮をした『FIBA ヨーロッパU20チャンピオンシップ』では、チームを金メダルに導く手腕を発揮。2020-21シーズンから千葉ジェッツのアシスタントコーチとして初来日をした。2023-24シーズンには母国の1部リーグでヘッドコーチを務め、今シーズンからアソシエイトコーチとしてSR渋谷に加入していた。
松岡亮太ゼネラルマネージャーはヘッドコーチの交代について「2シーズン連続でシーズン途中にヘッドコーチ交代という事態をまねいてしまったことについて、チームを預かるゼネラルマネージャーとして強い責任を感じています。(今回の人事は)開幕前に掲げた『チャンピオンシップ進出』という大きな目標にたどり着くために下した判断です」と公式サイトを通じて説明した。
マルティッチはヘッドコーチ就任について、まずはベイリーの契約解除は「私自身、心から残念に思っている」と前置きをした上で、「クラブ全体が、シーズン後半戦で必ず改善し、より良い結果を残せると信じています。そのためには、これまでと変わらぬ皆さまのサポートが不可欠です。 そして、チームを代表してお約束します。私たちは、最後まで全力を尽くして戦います」とコメント。
ベイリーは退団に伴い、以下の通り感謝の言葉を綴った。「どのチームとの対戦も、どの会場でプレーしていても、皆さまの素晴らしい応援は常に私たちの大きな力となっていました。良い時も苦しい時も、変わらぬ温かいご声援を送ってくださったことに、心から感謝しています」。