安齋竜三

「皆さんに何か感じてもらえるようなチームを作る」

栃木ブレックスは今日、安齋竜三ヘッドコーチとの2019-20シーズン契約が継続に至ったことを発表した。

安齋は、2013-14シーズンより栃木のアシスタントコーチを務め、2017-18シーズンの途中からヘッドコーチに就任している。

今シーズンは49勝11敗で強豪チームが揃う東地区で2位となり、チャンピオンシップにチームを導いた。チャンピオンシップではケガ人も相次ぎ惜しくもセミファイナルで敗れたが、最後までゲームの強度を下げることなく、栃木のバスケットを貫いた。

安齋はシーズン中に幾度となく「ウチのバスケットはディフェンスから」と口にしていたように、栃木はハードなディフェンスからバスケットをつくることを持ち味としている。

「目標を達成する為、そして試合を見て頂いた皆さんに何か感じてもらえるようなチームを作るために、1人1人が、そしてチームとして日々成長して行きたいと思います」と、クラブを通してコメントを発表している。

ディフェンスからリズムをつくり出すバスケットを繰り広げて、今シーズンはチーム史上最高の成績となる49勝を記録した。栃木は大きなロスター変更もなく、安齋のバスケットを知るメンバーで来シーズンに挑む。熱狂的なブースターも巻き込み、チャンピオンシップでの悔しさを糧に安齋が作る今シーズンよりもさらに強い栃木のバスケットを来シーズンも見られそうだ。