川崎ブレイブサンダース

先発とベンチの差を痛感し、積極補強へ

本日、川崎ブレイブサンダースが新加入選手及びアシスタントコーチ就任記者会見を行った。

川崎は大塚裕土と熊谷尚也の2選手を獲得し、勝久ジェフリーと穂坂健祐をアシスタントコーチとして迎え入れ、戦力を整えた。

登壇した北卓也GMは今回の補強についての経緯をこのように説明した。「昨シーズンの川崎はスタートの選手と控えの選手の差が少しあったと感じています。他チームの編成を見ると、チームの総合力が課題と感じていました」

そして、それぞれのチームで主力を務めた2選手を獲得でき、「チーム力のアップに繋がることは間違いない」と、断言した。

ベテランとしての活躍も期待される大塚は「優勝するために僕はこのクラブに入団することを決めました。チームに新しい刺激を与えられるようにしたい」と、熱い思いを語った。

また、熊谷も「コーチの求めるバスケットを一日でも早く理解してそれをコートで表現し、来シーズンが終わる頃に笑っていられるようにしたい」と、優勝を目標に掲げた。

当初は、2選手の入団会見となる予定だったが、アシスタントコーチの加入も決定し、勝久と穂坂も登壇した。佐藤賢次新ヘッドコーチは2人の人選について、ヘッドコーチの経験があることと、英語が話せることを挙げ、2人をこのように紹介した。

「勝久さんに関しては常に冷静で、一つひとつの話を丁寧に伝えてくれる。ヘッドコーチをやっていた経験で私の力になってくれる。穂坂さんは若いですし、エネルギーが前面に出ている。その情熱でチームに貢献してくれる」

主力級の選手をロスターに加え、ヘッドコーチ経験を持つ2人のアシスタントコーチをも獲得した川崎。課題であった総合力は各段に増し、優勝への準備は整ったと言える。