日本人選手が台湾でプレーする仕組み作りについても言及

Bリーグは11月8日から9日にかけて、チャイニーズ・タイペイの国立政治大にて『B.LEAGUE HOPE ASIA HOOP FESTIVAL 2025 in Taipei』を開催した。チャイニーズ・タイペイ屈指のバスケットの名門校として知られ、滋賀レイクスに所属する游艾喆の母校である同大の全面協力のもと、地元の若い世代を中心にバスケの魅力やBリーグのことを知ってもらうことを目的に開催された。

イベントは2日間にわたって開催され、1日目は普段プロバスケットボールに触れることが少ない子どもたちを対象としたクリニックを実施。「コーチたちの話をきちんと聞いて、一緒にバスケットボールを楽しみましょう!」という游のビデオメッセージが上映され、この日のために撮影された游直伝のスキルアップ動画を通じて学びを得た。

2日目にはBリーグとしては初の試みとなるチアクリニックと、台湾のプロバスケットボールリーグ『P.LEAGUE+』の副会長のブラッキー・チェンとBリーグ執行役員の岡本直也によるトークセッションが開催された。チアクリニックでは滋賀のチアリーダー『レイクスチアリーダーズ』のMIZUKIと台湾チアの孟潔がダンス未経験の16名にレクチャー。トークセッションではチェン副会長から、P.LEAGUE+がBリーグとの連携を綿密にし台湾の地域貢献に繋げることが伝えられ、日本人選手が台湾で活躍できる仕組み作りを進めることにも言及した。

イベント参加者からは「基礎の部分の大事さを教えていただいて、非常に勉強になりました」「チアクリニックでいろんな動きを学ぶことができてうれしかったです。MIZUKIさんのパッションが伝わり、日本チアのプロ意識の高さに感動しました」などのコメントが寄せられた。