バイウィーク前、最後の平日開催

B1第10節が11月12日に開催される。東地区はアルバルク東京(9勝6敗)と宇都宮ブレックス(12勝3敗)が開幕節以来に対戦。西地区は3位を争う広島ドラゴンフライズシーホース三河(ともに9勝6敗)が直接対決する。

A東京はブランドン・デイヴィステーブス海を欠く中で、サンロッカーズ渋谷と対戦。開幕戦に負傷し第8節の仙台89ERS戦で復帰となった中村浩陸がゲーム2でクラッチショットを決めて勝利に導き、主力不在の不安を払拭させた。広島と対戦した宇都宮はギャビン・エドワーズが欠場し、インサイドへの負担が懸念されたが、新加入のジャメール・マクリーンが2試合とも16分近く出場し、開幕以来先発出場を続けているアイザック・フォトゥのプレータイムを30分以内にとどめることに貢献した。強度の高い試合が予想される一戦では、タフなスケジュールをこなす両チームのタイムマネジメントも重要なポイントとなりそうだ。

広島は直近で名古屋ダイヤモンドドルフィンズや宇都宮などといった強豪と対戦をして、2勝3敗と負けが先行しているが、オフェンスは順調でリーグ2位の平均88.1得点を記録している。その得点を牽引しているのが、平均20.3得点をマークしているクリストファー・スミスだ。シックスマンとして出場することが多いスミスだが、前節の宇都宮ゲーム2では先発起用され、35得点を記録して勝利に貢献した。対するシーホース三河はオフェンスレーティング(100ポゼッションでの平均得点)で120.8を記録してリーグトップ。得点王に幾度となく輝いたダバンテ・ガードナーが直近の3試合で平均24.3得点、前節にBリーグ史上初となる通算1万1000得点の記録を樹立するなどオフェンス能力の健在ぶりをアピールしている。オフェンスが好調な両チームの撃ち合いをどちらが制するか、注目したい。

【B1第10節スケジュール】
■11月12日 19:05ティップオフ
北海道 vs 佐賀 @北海きたえーる
仙台 vs A千葉 @ゼビオアリーナ仙台
秋田 vs 横浜BC @CNAアリーナ☆あきた
群馬 vs 茨城 @オープンハウスアリーナ太田
越谷 vs 千葉J @越谷市立総合体育館
A東京 vs 宇都宮 @TOYOTA ARENA TOKYO
川崎 vs SR渋谷 @東急ドレッセとどろきアリーナ
富山 vs 島根 @黒部市総合体育センター
三遠 vs 長崎 @豊橋市総合体育館
名古屋D vs 京都 @IGアリーナ
滋賀 vs FE名古屋 @滋賀ダイハツアリーナ
大阪 vs 琉球 @大浜だいしんアリーナ
広島 vs 三河 @広島サンプラザホール