3番でも4番でも起用できる利点
琉球ゴールデンキングスは今日、満原優樹と2019-20シーズンの選手契約合意に至ったことを発表した。
満原は東海大学を卒業後、日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)に所属し、7年間渋谷一筋でプレーをしてきた。満原は身長198cmのビッグマンだが、3ポイントシュートも打てる広いシュートレンジを持ち、インサイドで身体も張れる『ストレッチ4』としてのプレーに定評がある。
昨シーズンは、オン・ザ・コートルールが変更され、チームが帰化選手を獲得したこともあり、プレータイムは過去2シーズンと比べて半減した。それでも、キャプテンとしてチームをまとめ、求められる役割を体現するなど、チームに貢献した。
満原はチームを通して次のコメントを発表している。
「初めての移籍でバスケットボール熱が高い沖縄という地域、キングスでプレーできることを嬉しく思いますし、こんなにワクワクするのは久々の感覚です。いまは『やってやる!』という強い気持ちも芽生えていますし、それを行動で示したいと思います。身長を生かしたプレーだけではなく、ドリブルでプッシュしたり、味方へのアシストパス、アウトサイドシュートもどんどん狙っていきたいと思います。マッチアップする相手の動きを見ながらの柔軟なプレーを注目してもらいたいと思います。キングスファンの皆さま、これからキングスのために体を張ってプレーを続けていきます。どうぞよろしくお願いします」
琉球は主力メンバーの流出が相次いでおり、チームは変革期を迎えている。4番ポジションに厚みを持たせることもでき、古川孝敏に代わる3番としてのプレーも期待できる満原の獲得は、琉球にとって心強いことは確かだ。