谷口光貴

今シーズンは能力を発揮できず、新天地で主力の期待

滋賀レイクスターズは今日、川崎ブレイブサンダースから谷口光貴を獲得したことを発表した。谷口は26歳のシューティングガード。アーリーエントリーの時期を含めて5シーズン、川崎でプレーしたが、今シーズン終了後に契約満了が発表されていた。

今シーズンは同じポジションで先発を務める辻直人にケガが多かったにもかかわらず、谷口自身もケガがあって調子が上がらず、逆にプレータイムが激減。2番手の座を若い林翔太郎に譲る形になってしまった。こうして移籍を選択し、新天地の滋賀で再起を図ることになった。

川崎から退団することになったが、オールラウンドな能力、26歳の若さで様々な舞台でプレーしてきた経験は貴重なもの。東芝に同期入団した晴山ケビン、野本建吾は新天地で主力を務めており、谷口にもその働きが期待される。

谷口はクラブリリースを通じて次のようなコメントを発表している。「地元からも近い滋賀てプレーするチャンスをいただけたことに感謝しています。選手として、人として成長できるよう、そして、滋賀の勝利に貢献できる選手になれるよう全力を尽くします」

滋賀は高橋耕陽、佐藤卓磨と有望なタレントを自分たちで育成しつつ、他のクラブから経験ある選手を加えてバランスの取れたチームを作っている。3ポイントシュートにディフェンス、試合の流れを読んだリーダーシップと、谷口に求められる役割は多岐にわたるはず。移籍を機にその能力を存分に発揮してもらいたい。