アキレス腱断裂という最悪の結果に
ウォリアーズのケビン・デュラントが、ラプターズとのNBAファイナル第5戦で右足アキレス腱を断裂し、手術を受けたことをInstagramで公表した。
ロケッツとのカンファレンス・セミファイナルで右足のふくらはぎを痛めたデュラントは、まだ万全ではなかったものの、1勝3敗と追い詰められたチームを救うため、約1カ月ぶりに強行出場を決意。だが、その代償はあまりにも大きかった。
デュラントは、術後の写真に次のメッセージを加えて投稿した。
「やぁ、みんな。調子はどうかな。僕のことで報告がある。アキレス腱を断裂してしまった。それで今日手術をした。成功したよ。楽勝さ」
「復帰に向けて、これからスタートする! 家族、大好きな友人たちがそばにいてくれるし、たくさんのメッセージとサポートに心から感謝している」
「月曜にも伝えたように、僕は深く傷ついている。でも、大丈夫。バスケットボールは自分が一番大好きなもので、あの日の夜、僕はプレーしたかった。それが自分の仕事だからね。スリーピート(3連覇)達成に向けて、チームメートの力になりたかったんだ」
「こういう結果になってしまったけれど、身体が許す限り力を尽くせたこと、そして兄弟たちが勝利を収められたことを誇りに思っている。復帰までは時間がかかる。でも、それをやるために自分はいる。僕はhooperだから」
「第6戦も、兄弟たちなら勝利を収められる。dubネーションのみんなと一緒に、チームを応援するよ」
デュラントは、たとえ今後のキャリアを左右しかねない重傷を負っても、第5戦出場を後悔していない。アキレス腱を断裂するまでにプレーした11分57秒間、彼は文字通り持てる力を出し尽くした。
彼が愛情を込めて『兄弟』と呼ぶウォリアーズのチームメートは、『Game 7』を戦う権利を得るため、明日の第6戦に臨む。