長野誠史

大幅入れ替えのガード陣に将来有望な若手を補強

シーホース三河は今日、大阪エヴェッサから長野誠史を獲得したことを発表した。

長野は23歳のポイントガードで、東海大九州を卒業して今シーズンは大阪エヴェッサでプレー。シーズン前半戦はなかなかプレータイムを得られなかったが、故障者が相次ぐ中で得たチャンスを生かして信頼を勝ち取ると、シーズンラスト10試合では先発を任された。

「自分の持ち味は緩急を使ったプレーだと思っているので、このチームでも自分の良さを発揮し、少しでも早くチームに貢献できるよう努力し、そして勝利を届けれるようにしたいです」

クラブからのリリースでこうコメントする長野は、ピック&ロールから仕掛ける積極的なアタックが特長で、自ら仕掛けて得点もアシストもできるのが魅力。7試合で2桁得点、うち1試合では得点とアシストでのダブル・ダブルを記録している。Bリーグでの経験を積むことで、今後さらなる成長が見込める若手だ。

今シーズンの三河はチーム刷新に着手。熊谷航と岡田侑大という若いガードにクラブの将来を託すとともに、キャプテンの狩俣昌也、生原秀将、村上直と3人の経験あるポイントガードを自由交渉選手リストに載せている。

選手の半数がチームを去ることが濃厚なだけに、新たな補強はこれからも続くだろう。生まれ変わる三河がどんなチームになるのかが楽しみだ。