テーブス海

アメリカメディアも注目する司令塔

アメリカのカレッジバスケットボールはシーズンオフに入り、来月開催されるNBAドラフトにエントリーしている選手たちの行き先が気になる中、『SB Nation』がミッドメジャーカンファレンスに所属する大学で2019-20シーズンに躍進が期待される選手をピックアップ。ノースカロライナ大ウィルミントン校に所属するテーブス海も、将来性の高い司令塔として注目されている。

テーブスは、1年目の昨シーズン、類稀な視野の広さ、高いパス技術、切れ味鋭いクロスオーバーからの仕掛けでファンを沸かせた。アメリカでの1年目には、NCAAディビジョン1全体2位となる平均7.7アシストを記録。CAAカンファレンスでは平均アシストが8.4にアップし、シーズンを通して積み重ねた252アシストはカンファレンスの歴代記録を塗り替える数字となった。

カンファレンスでは平均10.0得点を記録したものの、『SB Nation』は次のレベルに進むために必要な課題として、平均3.4を記録したターンオーバー、40.5%だったフィールドゴール成功率、24.3%だった3ポイントシュート成功率の改善を挙げている。

アメリカでの1年目に高評価を勝ち取った才能は、アメリカのメディアをも唸らせた。まだ20歳と若く、伸びしろが多いテーブスのさらなるレベルアップに期待したい。