6人目の先発として紹介されたロモが大歓声の中でコートに
NFLダラス・カウボーイズの一員として2005年から12年間プレーし続けたトニー・ロモは、先週に現役引退を表明した。
4月11日、マーベリックスは今シーズンのホーム最終戦で、地元の英雄ロモのキャリアを称えるイベントを実施。選手紹介の際『6人目の先発選手』として紹介され、マブスのジャージー姿で登場したロモを、ダラスのファンは大歓声で出迎えた。
Your @FanDuel Starting Line Up!! #MFFL pic.twitter.com/kHiJtyCLcO
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) April 12, 2017
『SportsDay』によれば、アメリカンフットボール以外にも、バーリントン高校時代にはバスケットボールもプレーしていたロモは、高校時代1試合平均24.3得点、8.8リバウンド、4.7アシストという好成績を収め、州選出のサードチームにも選ばれた他、同校歴代1位の1074得点という記録も保持している。そのせいか、試合前のシュート練習でも1対1から様になるレイアップ、ジャンプシュートを披露した。
Just a normal pregame! #MFFL pic.twitter.com/EiGJwfGOLn
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) April 12, 2017
試合中にはロモのキャリアハイライトと映画『STAR WARS』の場面を合成した特別映像を製作し、引退に華を添えた。
May the force be with you, Tony!#RomoOne pic.twitter.com/2fCbkTTmsL
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) April 12, 2017
今シーズンのマブスは残念ながらプレーオフ進出を逃したが、チームも、ファンも、会場の全員がロモの引退を惜しみつつ、拍手を送った。競技は異なれど、同じく地元に貢献した功労者を称える慣習は、世界各国のプロスポーツが見習うべきことだ。