比江島慎

篠山竜青、アンソニー・ゲインズ・ジュニアが優勝

『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』がスタートした。初日の今日に行われた『DRY ZERO 3ポイントコンテスト』には、渡邊雄太に比江島慎、岸本隆一とBリーグを代表するシューターが登場して、技術を競い合った。

渡邊はNBAでのネッツ時代にはリーグ屈指の高確率を誇る3ポイントシュートで『3&D』として高い評価を得た実力者だが、Bリーグではルーキーで、開始前から「緊張しています」と意外な反応。シュートタッチもいまいちで、終わった後は「頭が真っ白」と緊張しっぱなしだった。また大阪エヴェッサのレイ・パークスジュニアは「寒かった」と漏らしており、十分なアップができないままでの3ポイントシュートは難易度が高かったようだ。

比江島は昨シーズンのベスト3P成功率賞に輝いたが、昨年の3ポイントコンテストでは全く当たりが来ないまま最下位に終わっており、その雪辱を誓っていた。その比江島と昨年王者の岸本がトップで並び、好きなレーンを選んでシュートを5本放つ延長戦に。

先攻の比江島は5本のうちマネーボールを含む4本を決めて5ポイントを稼ぎ出すと、後攻の岸本に向かって「はずせはずせ……」の念を送る。これが効いたのか、岸本はまさかの1ポイント止まり。比江島が例によって照れくさそうな表情で栄冠を手にした。

『G-SHOCK スキルズチャレンジ』では、昨年に納得のいくパフォーマンスを見せながら最後に河村勇輝に大逆転を許して崩れ落ちた篠山竜青がパーフェクトな出来でリベンジを果たした。マイクを持った篠山は海の向こうの河村に向けて「まだしばらく帰ってこなくていいぞ」と呼びかけ、会場を笑わせた。

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド ダンクコンテスト』では、鹿児島レブナイズから参戦したアンソニー・ゲインズ・ジュニアが、大迫力のウインドミル・ダンクを一発で決めて優勝を勝ち取っている。