ひた走る!昭和学園高校バスケ部[vol.1]日田のバスケ選手たち、目指せ1回戦突破

2019/05/08
プレーヤー
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昭和学園

大分県日田市の『普通の高校』で頑張るバスケ部!

これまで全国のバスケットボール強豪校やアンダーカテゴリーの日本代表選手を紹介してきましたが、バスケが好きでプレーを楽しむ人はみんな等しく尊いのです。そんなわけで、大分県日田市が取り組むサービス『ひたふるさと案内』(ひたふる https://hitafull.jp/)の協力を受けて、『昭和学園高等学校』のバスケットボール部にお邪魔しました。

男女ともに「公式戦で1勝!」を目標に掲げる(つまり、だいたい1回戦敗退)普通の高校の普通のバスケ部で、彼ら彼女らがどのようにバスケに取り組んでいるかを眺めます。バスケやりたくなること、必至です!

昭和学園

女子バドミントンの強豪校、でもバスケ部は……?

昭和学園は今年が創立80周年。普通科だけでなく、調理科、福祉科、看護学科があり、パティシエを養成する製菓衛生士コースなど特色ある学びを得られる高校。進学する者もいれば、専門職を目指して頑張る生徒もいる中でも、やっぱりみんな部活はするのです。もっとも、地元で昭和学園といえば女子バドミントン部。北京オリンピックで4強進出を果たした末綱聡子選手はこの学校の卒業生です。

今も女子バドミントン部の伝統は色褪せず、毎年インターハイに出場する強豪。ではバスケットボールはと言うと……万年1回戦敗退。かつて女子高だった頃には、県の上位に進出した時代もあったそうですが、今はなかなか勝てないとのこと。

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チームを引っ張る男女のキャプテンが登場

それでは男女のキャプテンに登場していただきましょう。まずは女子のキャプテン(左)、手嶌真依子選手。身長が高かったのでバレーかバスケかで迷い、「ハトコがバスケをやっていたから」という理由で入部を決めたそうです。明るい女子バスケ部をまとめるチームリーダーですが、バスケ部の感想は「キツい」。スタミナ不足で走るのがとにかくキツいとのこと。

続いて男子のキャプテンは三俣虹紗選手。もともと運動好きで、中学でバスケを始めて高校でも続けているそうです。手嶌さんによれば「クールで先頭に立って走る、仕事も人に言うんじゃなくて自分でするタイプ」だそうです。ただしセンターですが身長175cmで、相手が強豪校ならずともサイズで苦戦することが多いんだとか。「高さだけじゃなくフィジカルも全然違いますね」との悩みを抱えます。

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オンとオフがはっきりしている女子バスケ部

「みんな明るくて、オンとオフがはっきりしている。普段は楽しくやっているのでうるさいですが、試合になるとみんなちゃんとする」と手嶌キャプテンが紹介するのが女子バスケ部。それでも、やっぱり勝てないのが悩み。練習試合では勝てても公式戦で勝てないので、まずは1勝することが目標です。「ドリブルばかりになっているので、フォーメーションを作ってパスをしっかり出せるようになれば勝てるはず」と手嶌キャプテンは気合いが入っています。

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指導してくれた先生をぎゃふんと言わせられるか

男子バスケ部も同じく1回戦突破が目標。三俣キャプテンは「1年生の時から先生に指導してもらっているので、できなかったプレーをできるようになって、『ここまでできるようになった』と思わせたい。ぎゃふんと言わせたい」と意気込みを語ります。ちなみに顧問の椋園亨先生は「女子は騒がしいけど、男子は静か」と話していたのですが、手嶌キャプテンは「静かなのは先生がいる時だけ」とバッサリでした。

『ひたふるさと案内』とは、大分県日田市が新たに取り組むサービスの総称。日田市は、日田杉等を代表する林業の町で江戸時代に幕府の直轄地「天領」として栄えたが、近年過疎化により、人口の減少が続く。その対策の一つとして、市の行政情報や観光情報、地場産品等を一元化した新サイトを開設。また集約した情報を無料通信アプリ「LINE」アカウントより定期配信する。さらに市内の企業情報や求人、就職イベントの案内等をまとめた『就職支援情報サイトしごと版ひたふる』も設け、UターンやIターン希望者へ有益な情報を届け、日田市で働く若者を促す。

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日田のオススメは「天然水」と「お祭り」です!

2人ともに「日田で遊びに行くなら?」との問いには「豆田」と答えます。豆田町は日田市の中心部、江戸時代の天領(幕府の直轄地)で、今も当時に建てられた城下町が残っているエリアで、ショップやカフェの街歩きが楽しいんだとか。三俣キャプテンは「日田の天然水は有名でおいしいです」、手嶌キャプテンは「日田のお祭りはすごいです」とオススメを教えてくれました。ちなみに、日田ではB級グルメとしてブレイクした『日田やきそば』が有名。昭和学園では学校祭で生徒が日田やきそばを作るんだそうです!

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「バスケットボールを通して成長を」

椋園先生は大のバスケット好きで、教員をやりながら長く審判員を務めていました。強豪校ではない普通のバスケ部の顧問として、「バスケットが好きでウチの学校に来て、バスケットをやりたいと入部した子を3年間辞めさせたくない。礼儀やコミュニケーションを、高校3年間でバスケットを通じてできるようになってほしい」と思いを語ってくれました。

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目指せ1勝、昭和学園バスケットボール部!

そんなわけで、今は1年生が加わって新チームとしてスタートしたばかりの昭和学園バスケットボール部。公式戦での1勝を目指して、チーム一丸で頑張ります!