三遠とA東京は連勝を収め、首位をキープ

12月21日、22日の2日間で、B1第14節の24試合が行われた。

群馬クレインサンダーズは、11月末から天皇杯の1試合も含めて8勝1敗と好調。敵地での島根スサノオマジックと対戦した今節、第1戦は71-54で完勝。第2戦は最後までもつれる混戦となったが、細川一輝のブザービーターで鮮やかな勝利を飾った。試合終盤、群馬は藤井祐眞の、島根は安藤誓哉のピック&ロールがディフェンスにアジャストされて良い形でオフェンスを作れない中、インテンシティを高く保った群馬がルーズボールで、リバウンドで勝負強さを発揮。最後もオフェンスリバウンドから全員で繋いで細川のワイドオープンを作り出した。

滋賀レイクスは敵地でサンロッカーズ渋谷を破り、今シーズン2勝目を挙げた。18連敗を喫していても滋賀は気持ちで負けず、球際での強さを発揮してリードする展開に。終盤に失速して追い付かれるも、戦う姿勢は変わらず食い下がり、最後はオフボールスクリーンから抜け出した岡田泰希がゴール下を決めて決着。前日は6得点と不発だったが、先発起用に応えて19得点とゲームウィナーという岡田の活躍がチームを救った。

リーグ首位を走る三遠ネオフェニックスとアルバルク東京は、三遠がレバンガ北海道に、A東京が秋田ノーザンハピネッツにきっちり連勝を収め、20勝4敗で首位をキープしている。

【B1第14節(12月21日)の試合結果】
島根 54-71 群馬
秋田 70-74 A東京
横浜BC 79-80 広島
大阪 88-76 千葉J
仙台 72-85 佐賀
茨城 75-91 長崎
宇都宮 83-85 名古屋D
越谷 84-92 京都
三遠 102-78 北海道
三河 88-79 川崎
FE名古屋 62-58 琉球
SR渋谷 83-67 滋賀

【B1第14節(12月22日)の試合結果】
島根 84-87 群馬
仙台 69-87 佐賀
秋田 63-72 A東京
SR渋谷 88-90 滋賀
横浜BC 85-73 広島
大阪 81-89 千葉J
茨城 85-97 長崎
宇都宮 91-90 名古屋D
越谷 80-96 京都
三遠 84-79 北海道
三河 97-65 川崎
FE名古屋 69-74 琉球

【第14節時点での順位表】
◆東地区
1位:宇都宮(19勝5敗)
2位:千葉J(17勝7敗)
3位:群馬(17勝7敗)
4位:秋田(12勝12敗)
5位:北海道(9勝15敗)
6位:茨城(7勝17敗)
7位:越谷(6勝18敗)
8位:仙台(5勝19敗)

◆中地区
1位:三遠(20勝4敗)
2位:A東京(20勝4敗)
3位:三河(16勝8敗)
4位:SR渋谷(15勝9敗)
5位:名古屋D(12勝12敗)
6位:横浜BC(9勝15敗)
7位:FE名古屋(9勝15敗)
8位:川崎(4勝20敗)

◆西地区
1位:琉球(17勝7敗)
2位:島根(15勝9敗)
3位:京都(13勝11敗)
4位:大阪(13勝11敗)
5位:長崎(12勝12敗)
6位:広島(10勝14敗)
7位:佐賀(9勝15敗)
8位:滋賀(2勝22敗)