第25節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 中東泰斗(名古屋Dvs滋賀)
長谷川智伸のディフェンスの寄りが遅れたところをカウンターで抜き去り、高速ドライブから叩き込んだダンクシュート。ジュリアン・マブンガ、樋口大倫がヘルプにいこうとするも、ドライブのスピードが速すぎてブロックに飛ぶこともできなかった。

第4位 モー・チャーロ(京都vs琉球)
第4クォーター残り2分、琉球ボールのスローインの場面。田代直希からアンソニー・マクヘンリーへのパスを鋭い出足で弾くチャーロ。そのまま独走状態から決めたボースハンドダンク。この得点で3ポゼッション差とし、4点差の接戦を制す重要なポイントとなった。

第3位 ジェフ・ギブス(栃木vs仙台)
ハーフライン過ぎからドリブルで駆け上がり速攻を仕掛けるギブス。3対2と数的優位な状況の中、リーグで最も低い160cmの志村雄彦の上から沈めた豪快なワンハンドダンク。巨体をモノともしない滞空時間の長さ、ギュインと伸びた長い腕から生まれたパワフルなダンクに会場もベンチも総立ちとなった。

第2位 ジョシュ・チルドレス(三遠vsSR渋谷)
シュートをケアする満原優樹をワンドリブルで抜き去り叩き込んだワンハンドダンク。助走のない状態から1度のドリブルでダンクを決めるのは相当な難易度。チルドレスの並外れた瞬発力と高さの融合から生まれたゴールで、ヘルプに入ったロバート・サクレより一瞬早く、上からダンクを叩き込んだ。

第1位 ジュリアン・マブンガ(名古屋Dvs滋賀)
第4クォーター残り9秒、滋賀1点ビハインドの場面。ボールを託されたマブンガとジェロウム・ティルマンの1on1。2度目のシュートフェイクでティルマンの態勢を崩しベースラインをドライブするマブンガ。笹山貴哉がヘルプに来てコースを塞ぐも、ユーロステップ一発で抜き去る。体勢こそ崩したものの、丁寧に腕を伸ばして沈めた逆転のリバースショット。これが決勝点となりチームを勝利に導いた。チームファウル4つでファウルするわけにはいかず、激しくマークできなかったティルマンと笹山の両手が切なさを物語っている。