「マッドアンツでキャリアをスタートできること、大変嬉しく思います」
株式会社インディペンデンスは10月16日、富永啓生がインディアナ・ペイサーズ下部チームのインディアナ・マッドアンツ(Gリーグ)に所属すること、背番号は30番に決定したことを発表した。
富永はネブラスカ大で最後となる2023-24シーズンにプレーオフを含めて32試合に出場し、平均15.1得点、2.3リバウンド、1. 4アシストとベストアベレージをマーク。推薦枠として、同校の10年ぶりのNCAAトーナメント出場に貢献した。
また、男子日本代表としてパリ五輪に出場し、9月にはアジア人初となるNBA Gリーグユナイテッド(Gリーグ選抜)に選出された。セルビアのメガMISとの試合に出場したほか、シンガポールで開催された『FIBA インターコンチネンタルカップ 2024』にも出場し、準優勝に貢献。
その後、ペイサーズとエグジビット10契約を結んだが、翌日に契約解除された。今後はマッドアンツでプレーし、NBAへの昇格を目指す。なお、ペイサーズと一度エグジビット10契約を結んだ富永は、マッドアンツに60日間在籍するという条件を満たせば、最大7万5千ドルのボーナスを受け取ることができる。
富永は所属事務所を通して以下のようにコメントしている。「マッドアンツでプロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートできること、大変嬉しく思います。 これまで応援してきてくださった日本とアメリカのファンの皆さん、イグジビット10契約を結んでくれたNBA インディアナ・ペイサーズ、NBA Gリーグ、そして今回僕を迎え入れてくださったテイラー・クリスGMを始めとするインディアナ・マッドアンツの関係者の皆さん、家族、コーチの皆さんに感謝します。ありがとうございます。 自分の武器である『3ポイント』と『パッション』でチームの勝利に貢献し、自分自身も更に成長して『NBA選手になる』という夢の実現に向けて挑戦を続けます。これからも応援をよろしくお願いします! 」