ドウェイン・ウェイド

写真=Getty Images

「良いパフォーマンスをしないといけない気持ちになる」

ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)は、『バスケットボールの聖地』として多くのNBA選手に愛されている。今シーズンで現役を引退するドウェイン・ウェイドもMSGに思い入れを持つ選手の一人で、3月30日、聖地との別れを惜しんだ。

試合は、ヒートが100-92でニックスに勝利。第1クォーターには、ヒートのアシスタントコーチを2008年から8年務めたニックス指揮官のデイビッド・フィズデイルがウェイドを称える動画が上映され、ニューヨークのファンも「Dウェイド!」コールで彼を称えた。

試合後にコートでインタビューを受けたウェイドは「この会場は特別。ここでは、良いパフォーマンスをしないといけない気持ちになる。それに、ファンのみんなに称えてもらえる。本当に感謝しているよ」と語った。

またウェイドは「選手としては今日が最後だったから、楽しみたかった。ファンのみんなが試合が終わってからも残ってくれるなんて、うれしかったね。ホームではそういう反応も期待できるかもしれないけれど、ロードで起こるなんて思ってもみないことだから」と、ファンに感謝の気持ちを述べた。

聖地でのラストゲームでは、ベンチから16得点7リバウンド3アシストを記録。コートを去る前には、中央のロゴにキスをして、MSGに別れを告げた。