暴力暴言根絶

FIBAセントラルボードで開催国枠での出場が決定する

3月30日、コートジボワールで行われたFIBAセントラルボード(理事会)で、2020年の東京オリンピックの開催国枠を日本代表に与えられるかどうかが審議され、5人制は男子代表と女子代表ともに開催国枠が与えられることになった。

男子は1976年のモントリオール五輪以来、44年ぶりにオリンピックに出場することになる。2016年のリオ五輪でベスト8の実績がある女子は、東京オリンピックではメダル獲得を目指す。

また3人制バスケットボール『3×3』は、IOC(国際オリンピック委員会)の承認を得られれば、という条件付きではあるが、FIBAとしては開催国枠を与えることを決めた。こちらも実現すれば、男子と女子、5人制と3人制で、バスケットボールから4チームが東京オリンピックに参加する。

東京オリンピックは来年7月24日(金)~8月9日(日)の日程で行われ、5人制バスケットボールはさいたまスーパーアリーナが、3×3は青海アーバンスポーツパークが会場となる。

2014年にはFIBAからの制裁で国際試合への参加が認められず、どん底の状況にあった日本のバスケットボールだが、そこから立ち直り、V字回復を見せている。自国開催のオリンピックへの出場が、日本のバスケットボール人気、またレベルの向上を大きく後押しするのは間違いない。