JJ・レディック

写真=Getty Images

セブンティシクサーズは東の3位からの浮上を狙う

今シーズン開幕後にジミー・バトラー、そしてトレードデッドラインまでにトバイアス・ハリスを獲得して勝負に出たセブンティシクサーズ。大幅なロスターを入れ替えは一つの賭けだったが、レギュラーシーズンもラスト10試合を残す現状、チームケミストリーは構築されつつある。

現在シクサーズは今シーズン最長の6連勝中。3月22日の練習後の取材に応じたJJ・レディックは、残り試合での目標を聞かれ、「チームは10勝、個人としては3ポイントシュート成功数40本」と答えた。

思えば1年前も、シクサーズはレギュラーシーズン終盤に強さを発揮した。もし本当に残り10試合すべてに勝てば、昨シーズンと同様に16連勝でレギュラーシーズンを締めくくり、東カンファレンス2位浮上、そしてここに来て負傷者が増えている首位バックスを逆転することだって不可能ではない。

残り試合全勝の鍵を握る一人であるレディックの個人目標も、達成可能なラインにある。レディックは、負け知らずの直近6試合でリーグ3位の平均4.3本の3ポイントシュートを決めている。すでに年間の3ポイントシュート成功数はキャリアハイの212本に到達しているが、この状態を維持できれば、その数を大幅に伸ばすことになる。

ラストスパートに向け、シャープシューターもチームを援護する準備を整えている。