今季ブレイクした『フィリピンの至宝』が電撃移籍

越谷アルファーズは、カイ・ソットと2024-25シーズンの契約を締結したことを発表した。

フィリピン出身、現在22歳のソットは220cm、105kgのセンター。NBA Gリーグ・イグナイト、オーストラリアリーグNBLを経て、2023年2月に広島ドラゴンフライズに加入。オフシーズンにはNBAサマーリーグに参加するなど、将来的な海外挑戦も見据えた動きを見せていた。

今シーズンは腰のケガで出遅れ、アジア特別枠選手、帰化選手の1枠をチーム内で争う形となり、2023年12月に横浜ビー・コルセアーズに期限付き移籍した。横浜BCでは34試合中24試合で先発を務め、平均20.2分のプレータイムで12.8得点、6.4リバウンド、1.1ブロックを記録した。

ソットはクラブを通じ「アルファーズはB2から昇格し、B1で通用することを証明したいはずです。その挑戦に共感し、チームを助け、試合に勝ち、次のレベルに到達させます。私もより成長し、より良い選手になるためにアルファーズを選びました。越谷は私の手助けになってくれると確信しています」とコメントしている。

■越谷2023-24シーズンロスターの契約状況(6月21日13時時点)
【継続】松山駿、星川堅信、LJ・ピーク、笹倉怜寿、井上宗一郎、喜多川修平
【未発表】アイザック・バッツ
【自由交渉リスト公示】二ノ宮康平、小寺ハミルトンゲイリー、鎌田真、ジャスティン・ハーパー、田村晋
【退団】陳岡燈生(静岡に移籍)、菊地祥平、長谷川智也

■2024-25シーズン新規加入選手(同)
四家魁人(宇都宮)、橋本竜馬(A東京)カイ・ソット(横浜BC)