西地区初優勝に貢献したポイントガード
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは6月18日、伊藤達哉の退団が決定したと発表した。伊藤は同日15時より自由交渉選手リストへ公示される。
千葉県出身、現在29歳の伊藤は173cm72kgのポイントガード。東海大学を経て2017-18シーズンより京都ハンナリーズでプロキャリアをスタートさせ、2019-20シーズンから2シーズンは大阪エヴェッサでプレー。名古屋Dには2021-22シーズンより加入し、3シーズン目を迎えた今シーズンは49試合に出場し、平均12.13分のプレータイムで2.8得点、1.3リバウンド、2.6アシストを記録し、チームの西地区初優勝に貢献した。
伊藤はクラブを通して「今回の決断に至るまで悩みに悩み、僕自身としても苦渋の決断でした。しかし1人のプロ選手としてさらに成長するために、違う環境に身を移し、もう一度自分を見つめ直すことが今の自分には必要だと考え、今回の決断に至りました」とチームを離れることになった経緯を話した。
そして、ファンに向けては次のように感謝の意を述べている。「ドルフィンズで過ごした3シーズンを振り返れば山あり谷ありなシーズンばかりでしたが、ドルファミの皆さんと共に成長し、喜怒哀楽を共にし、ドルフィンズとして新しい歴史を共に作ったことは間違いなくこれからもずっと僕の中に残り続けます。最後に、ドルフィンズで関わったすべての皆さまに感謝を伝えたいです。3シーズン改めて本当にありがとうございました!」
■名古屋D2023-24シーズンロスターの契約状況(6月18日14時時点)
【継続】齋藤拓実、張本天傑、中東泰斗、佐藤卓磨、スコット・エサトン、坂本聖芽、菊池真人、中務敏宏
【自由交渉リスト公示】ロバート・フランクス、レイ・パークスジュニア、ティム・ソアレス、ジョシュア・スミス
【退団】須田侑太郎(三河へ移籍)、伊藤達哉