3試合連続2桁得点「前より力強さを実感できている」
マーベリックスのダーク・ノビツキーは、キャリア22年目の2019-20シーズンまで現役を続けるかどうか、今シーズンの全日程が終了した後に決めると言い続けている。
今年の6月に41歳の誕生日を迎えるのだから、心身ともに万全とは言い難いのだろう。シーズンが終わった時点で自分の身体と心と向き合って決めるつもりなのだが、それを前に本人が現役続行への意欲を言葉にした。
2月27日のペイサーズ戦後、ノビツキーはコンディションについてこう語る。「今シーズンは、肉体面の問題もあった。ここ数週間はひざの腫れもあってね。実は、オールスターブレーク前にも腫れがあって、良い状態ではなかった。でも、最近は状態が良い。前よりも力強さを実感できている」
ペイサーズ戦に先発出場したノビツキーは、6本中3本の3ポイントシュートを含む11得点5リバウンド3アシストを記録。先発に起用された直近3試合続けて2桁得点を決めており、コンディションさえ整っていればまだ十分に戦力になれることを証明している。
先月のトレードでチームに加わったクリスタプス・ポルジンギス、そして1年目からNBAでセンセーショナルな活躍を見せている超新星ルカ・ドンチッチの2人が、来シーズンからはマブスでコンビを組む。そのプレーに期待する思いをノビツキーはこう語る。
「僕の去就はもっと後で決めるけど、チームの未来は明るい。ルカとKP(ポルジンギス)が健康な状態で機能すれば、素晴らしいコンボになれる。彼らならお互いの力を生かせると思う。2人とも、彼らのポジションではサイズがある選手で、技術も優れている。プレーメークの力も素晴らしいからね。きっと機能すると思うけれど、来シーズンを見てみないとね」
今年に入ってから特に、敵地の会場でノビツキーに対するスタンディングオベーションが見られるなど、周囲が『ノビツキー引退』という空気を作り始めている。本人はこれに感謝の気持ちを示しているが、まだ結論を出したわけではない。このまま上々のコンディションを保ち、チームに貢献できると実感できれば、来シーズンはポルジンギス、ドンチッチ、ノビツキーの『ユーロスター・トリオ』が見られる最初で最後のシーズンになるかもしれない。
DIRK NOWITZKI FOREVER!#MFFL | #NBA pic.twitter.com/o2AU7A2moL
— FOX Sports Southwest (@FOXSportsSW) 2019年2月28日