B2

フリースロー失敗に泣いたアルティーリ千葉

B2プレーオフセミファイナルの第2戦が行われ、滋賀レイクスが山形ワイヴァンズを、越谷アルファーズをアルティーリ千葉をそれぞれ下し、連勝でB1昇格を決めた。

滋賀は序盤にビハインドを背負うも、ディフェンスから流れをつかむとトランジションオフェンスも機能。フィニッシャーとなったブロック・モータムが第1クォーターだけで17得点と大爆発しし、セカンドチャンスポイントでも上回り、14-0のビッグランを作って31-21といきなり2桁のリードを奪った。10点リードで後半を迎えた滋賀は、第3クォーター序盤に連続失点し、開始約2分半で6点差まで迫られたが、セカンドチャンスからモータムとキーファー・ラベナが3ポイントシュートを射抜き、ピンチを脱出。その後、セカンドチャンスポイントで26-14と大きく上回ったように、ポゼッションバスケで押し通した滋賀が主導権を握り続け97-74で勝利した。

越谷はゲームハイの24得点を挙げたLJ・ピークを起点に得点を重ね、ジャスティン・ハーパーの連続得点で第3クォーターを締め、55-49で最終クォーターを迎えた。その後、A千葉の激しいプレッシャーディフェンスの前にターンオーバーが増えてリズムを崩すと、残り3分を切った場面でデレク・パードンに得点を許し、66-68と逆転された。それでも松山駿がセカンドチャンスから3ポイントシュートを射抜き、残り16秒にはピークがドライビングレイアップを成功させて71-70と土壇場で逆転した。その後、残り4秒にピークがシュートファウルをしてしまったが、パードンが2本ともフリースローを外したことで九死に一生を得て、75-72で逃げ切った。