ライスナーはシーズン最後までチームに帯同する予定

秋田ノーザンハピネッツ(24勝26敗、東地区5位)は4月9日、タナー・ライスナーと双方合意の上、2023-24シーズンの選手契約解除を発表した。

アメリカ出身、現在28歳のライスナーは201cm、104kgのパワーフォワード。ニューハンプシャー大学を経て、ドイツ、トルコ、リトアニア、スペインをわたり歩き、今シーズンより秋田に加入。今シーズンはこれまで、34試合中26試合で先発を務め、平均28.35分のプレータイムで13.9得点、7.2リバウンド、1.5アシストを記録していた。

水野勇気代表取締役社長は、ライスナーが3月31日のサンロッカーズ渋谷戦後に脳震とうと診断を受け、早期回復の目処が見込めなかったと説明。「リーグ規約によりリーグ登録最終日(3月18日)以降はインジュアリーリストに登録することができないため、またシーズン最後まで秋田らしいバスケットでタフに戦い抜くために苦渋の決断だった」とコメントし、ライスナーがシーズン終了までチームに帯同する予定となっていることも明かした。

クラブは同日、右膝の故障で3月1日付でインジュアリーリスト登録されていたアンジェロ・チョルのインジュアリーリスト抹消も発表。チョルは10日の千葉ジェッツ戦より選手登録可能となる。