カイル・クーズマ

写真=Getty Images

今後のNBAを背負って立つ若手が集結

2月16日、NBAオールスターウィークエンドが幕を開けた。同日には1年目と2年目の選手が、アメリカ出身選手により構成されるU.S.チームと、米国外出身選手で構成されるワールドチームに分かれて対戦するライジングスターズが行われ、U.S.チームが161-144で勝利を収めた。

昨年の大会で大敗を喫したU.S.チームは、前半を終えて83-71にリードを拡大。ハーフタイムまでに23得点を記録したカイル・クーズマ(レイカーズ)は、後半に12得点を追加し、35得点6リバウンド2アシストで勝利に貢献。試合後には大会MVPに選出された。

トロフィーを受け取ったクーズマは、インタビューに応じ「去年はワールドチームにコテンパンにやられたからね。30点差(124-155)で負けたのを覚えていたから、今年は勝ちたかった」とコメント。シーズン後半戦への意気込みを聞かれると、「プレーオフ進出に向けてプッシュしたいし、準備を整えたい」と語った。

クーズマの他、U.S.チームではジェイソン・テイタム(セルティックス)が30得点9リバウンド、トレイ・ヤング(ホークス)が25得点7リバウンド10アシスト、ドノバン・ミッチェル(ジャズ)が20得点7リバウンド9アシスト5スティール、ディアロン・フォックス(キングス)がゲームハイの16アシストを記録。後半はワールドチームの猛攻を受け、1点差(114-113)に詰め寄られたものの、相手のターンオーバーから得点に繋げたU.S.チームが再びリードを広げて勝利した。

敗れたワールドチームでは、ベン・シモンズ(セブンティシクサーズ)が28得点5リバウンド6アシスト3スティール、ラウリ・マルッカネン(ブルズ)が21得点、ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)が13得点5リバウンド9アシストを記録した。

明日のオールスター・サタデーでは、パス、シュートなどの技術を競うスキルズチャレンジ、3ポイントシュートコンテスト、スラムダンク・コンテストが行われる。