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リズムに乗ったアービングはウェストブルックをも翻弄

1月29日に本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたサンダーとの試合で、キャバリアーズのカイリー・アービングが、世界中のポイントガードにとってまさにお手本とも言うべき異次元のテクニックを披露して会場を沸かせた。

アービングはこの日フィールドゴール22本中12本を成功させ、29得点10アシストの大活躍で107-91での勝利に貢献。リーグトップクラスとも言われる緩急をつけたドリブル、そしてクロスオーバーで面白いようにサンダーのディフェンスを切り裂いた。

アービングとマッチアップしたのはNBA1年目のアレックス・アブリネスだけではない。『ミスター・トリプル・ダブル』ことラッセル・ウェストブルックも1on1に挑んだが、リズムに乗ったアービングのステップに翻弄された。

アービングは、昨年末から1月上旬にかけてハムストリングを痛めて3試合を連続して欠場したが、それが良い休養になったのか、1月は平均25.9得点を記録するなど絶好調。オールスターでも東カンファレンスの先発に選出されるなど、今のNBAで最も勢いのある選手と言えるだろう。