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地元での試合を控え、病と闘う子供に勇気を与えたカリー

1月26日、ウォリアーズのステフィン・カリーは、地元シャーロットに凱旋し、ホーネッツ戦で12本中6本の3ポイントシュート成功を含む28得点を挙げ、113-103での勝利に貢献した。

ホーネッツとの試合に向けたウォームアップの開始前、カリーと対面を果たした男の子がいる。地元の学校に通う小学2年生のアーマド・コッブ君だ。アーマド君は星細胞腫瘍と呼ばれる脳腫瘍の一種と闘っている最中で、医師からは余命4カ月と宣告された。

難病と戦うアーマド君は、周囲の協力により大ファンのカリー本人と会う夢を叶えた。

アップ用のウェア着姿で現れたカリーは、アーマド君に声をかけ握手。練習開始まで隣に座り言葉をかけた。アーマド君はあこがれのNBA選手を前に緊張と照れで握手をするのが精一杯で、まともにカリーの方を見られなかったが、ウォリアーズグッズがたくさん入ったバッグをカリーからプレゼントされた。

ノースカロライナ州の地元局『WITN』も、カリーとアーマド君の交流を放送。このニュースを番組内で伝えたアナウンサーは、「最新の医学は驚くべき効果を発揮しますが、笑顔は奇跡をもたらし得ます」と話した。

著名なアスリートが世界中の子供たちに与える影響は大きい。ましてや余命宣告を受けるほどの重病と戦う子供たちにとって、スター選手からの励ましは最良の特効薬になり得る。カリーとの対面により、アーマド君の病状が少しでも快方に向かうことを願うばかりだ。