2回に渡る特別指定を経て本契約へ

広島ドラゴンフライズは12月19日、筑波大在学中の三谷桂司朗と契約を締結したことを発表した。

広島県出身、現在22歳の三谷は191cm95kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。県立広島皆実高在学中の2019-20シーズンに特別指定選手として同クラブでプロデビューを果たし、2022-23シーズンも筑波大在学中に再び特別指定選手としてプレーした。U16男子日本代表やU18男子日本代表でプレーした経歴を持ち、17日に閉幕した『第75回全日本大学バスケットボール選手権大会』では主将としてチームを3位に導いた。

岡崎修司GMは高校の後輩にあたる三谷について「世代を代表するスモールフォワードであり、身体能力が高く、オールラウンドにプレーすることができる選手」と紹介。「広島で育ち、成長してクラブに帰ってくる選手は県内のアンダーカテゴリーの選手にとっても素晴らしいロールモデルになると考えております。1人のプロ選手としての実力はもちろんのことながら、地元広島を盛り上げるためにもクラブにとって必要不可欠な存在です。広島の顔として、チームの核となる選手へのさらなる成長と勝利への貢献に期待をしています」とコメントしている。

三谷はクラブを通して「昨シーズンに続き、素晴らしい環境、チームのもとでプレーできることに感謝しています。皆様に成長した姿をお見せするとともに、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と抱負を述べている。