日本とインドネシアのバスケットボールの交流とビジネスの架け橋となることを目的
12月7日、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)は、インドネシアバスケットボールリーグ(IBL)との間でパートナーシップの締結に合意し、12月5日(火)に調印式を実施したことを発表した。今回の契約期間は2023年12月5日~2026年6月30日まで。日本とインドネシアのバスケットボールの交流とビジネスの架け橋となることを目的とし、Bリーグと他国リーグとのパートナーシップ締結は韓国バスケットボールリーグ(KBL)に続き2件目となる。
BリーグとIBLのパートナーシップは以下の3つを柱として、両国におけるバスケットボールを発展させるために協力。
①リーグ経営とクラブ経営の強化
②トップレベル・ユースレベルのアジアの選手の育成
③日本・インドネシアの交流を通じた相互のビジネスエコシステムの発展
IBL CEO ジュナス・ミラディアルシャ氏、B.LEAGUEチェアマン 島田慎二氏コメントは下記。
■IBL CEO ジュナス・ミラディアルシャ氏コメント
B.LEAGUEの経験から、我々はB.LEAGUEのリーグ運営におけるプロフェッショナリズムと、正しいビジネスモデルで業界を発展させることの重要性を信じています。また、B.LEAGUEは各クラブのファンベースと収益の可能性を構築する手助けをすることに成功しています。この知識が、将来的にIBLのプロフェッショナリズムを向上させることを期待しています。私たちは、インドネシアにおけるバスケットボール運営におけるIBLの可能性を強く信じています。急成長しているB.LEAGUEと協力できることを光栄に思います。来シーズン、IBLはファンの熱狂を高めることができる新しいフォーマット(ホーム&アウェー)を実施します。来シーズン、IBLはファンの熱狂を高めることができると信じています。
■B.LEAGUEチェアマン 島田慎二 コメント
このたび、B.LEAGUEはIBLと新たにパートナーシップを締結することになりました。IBLは現在リーグ改革の最中にあり、今後大きく発展を遂げようとしています。その過程において、B.LEAGUEが開幕から8年間培ってきた経験がお役に立つことがあればとても嬉しく思います。
選手育成の分野においては、アジア特別枠を活用したトップ選手の交流はもちろん、ユース世代においても交流を深めて両国のバスケットボールの強化、発展に繋げていきます。
今回のパートナーシップは競技面のみならず、ビジネス面の発展を目指しているという点で画期的なものと考えております。両リーグのクラブオーナーの方々やスポンサーの方々はじめステークホルダーの皆様を巻き込んで相互のビジネスエコシステムを発展させていきたいと考えています。
今回のインドネシア訪問でお会いしたミラディアルシャCEOをはじめとするリーグの方々、チームオーナーの方々は、インドネシアのバスケットボールの競技面、事業面双方での成長に向けて大変な熱意にあふれていました。こうした皆さんとご一緒できることを光栄に感じながら、より一層協力して日本、インドネシア両国とアジアにおけるバスケットボールの発展に向けて取り組んでまいります。