アンソニーデイビス

写真=Getty Images

ジミー・バトラーと同様のケースになる可能性も

ペリカンズにトレードを要求したアンソニー・デイビスの周辺は、少なくともトレードデッドラインの2月7日までは騒がしいままだろう。現時点でどのチームがペリカンズに接触しているかは分かっていないものの、デイビスを含む超大型トレードがデッドラインまでに成立しない可能性だって十分に考えらえる。その場合、デイビスは今シーズン終了までペリカンズの選手としてプレー機会を与えられるのだろうか?

左手人差し指の負傷で欠場を続けているデイビスの復帰時期は未定だが、遅かれ早かれプレーが可能な状態に回復する。ヘッドコーチのアルビン・ジェントリーは、同選手の復帰後の対応について「分からない。本当に、なんと答えていいのか難しい質問だ」と答えた。メディアから、トレードを要求した選手を出場させることについて聞かれると、「何もおかしなことにはならない。それは、選手たちに聞いても同じ答えが返ってくるだろう。球団にトレードを要求したからといって、何もかもが突然変化するわけでもない。彼もこれまでと同じ人間だ。何も変わらない」と、続けた。

デイビスは、1月29日にトヨタ・センターで行われたロケッツ戦をベンチから観戦した。コーチたちと言葉を交わす場面も見られるなど、トレード要求の影響は全く感じられなかった。

今シーズン開幕前にティンバーウルブズにトレードを要求したジミー・バトラーは、シーズン開幕から出場し続け、昨年11月にセブンティシクサーズに移籍した。仮にデイビスが2月8日以降もペリカンズの選手であり続けたとしても、バトラーと同様に試合に出場し続けるのではないだろうか。