ステフィン・カリー

写真=Getty Images

NBA初、40試合未満で3ポイントシュート成功数200本超え

ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史上初の快挙を成し遂げた試合後であっても、チームの完成度にまだ納得していないと語った。

132-100で完勝した1月28日のペイサーズ戦を終えてカリーは「まだまだやれる。まだ完璧なバスケットボールをやれていない。安定したプレーができているし、集中してやれている。それでもローテーションとか、そういう部分でやることが残されている」と答えた。

この日のカリーは、第3クォーター後半まで3ポイントシュートをノーミスで6本連続して決めて26得点で勝利に貢献した。今シーズンは序盤に鼠蹊部の負傷で11試合を欠場した影響もあったが、38試合目にして年間3ポイントシュート成功数は203本に到達。NBA史上初となる、40試合未満で年間3ポイントシュート成功数200本を超えた。

デマーカス・カズンズが1月18日に約1年ぶりに復帰して以降、ウォリアーズは負けていない。ペイサーズ戦ではドレイモンド・グリーンが休養のために欠場したものの、その影響は感じられなかった。カズンズは、22得点6リバウンド4アシストを記録。出場時間が制限されているとはいえ、試合を重ねるごとに連携も向上がっている。

カリーはカズンズについて「試合をこなすごとに身体能力も上がっているし、自信も増している。リズムも良くなっているよ。自分のタッチを掴める場所も理解しているし、トランジションのディフェンスも良い」とコメント。主力選手の誰もが、スランプに陥る気配は全くない。ウォリアーズの勢いはしばらく続きそうだ。