史上最年少での30得点超えトリプル・ダブル達成も
先日NBA史上2番目の若さでトリプル・ダブルを達成したばかりのマーベリックス新人のルカ・ドンチッチが、1月27日にアメリカン・エアラインズ・センターで行われたラプターズ戦で、NBA史上初10代での30得点超えトリプル・ダブルという偉業を成し遂げた。
ドンチッチは、3ポイントシュート9本中3本成功を含むフィールドゴール24本中14本、フリースロー6本中4本を決めて、キャリアハイの35得点に加えて12リバウンド10アシストを記録した。マブスは120-123で敗れたが、ドンチッチ個人のパフォーマンスが試合結果を上回るインパクトを残した。
試合後ドンチッチは「自分にとって大事なのは、チームの勝利なんだ」と話し、「(トリプル・ダブルは)特別なことだけれど、これで勝てていたら、もっと特別なものになっていたと思うよ」と続けた。
この日ドンチッチの経歴についた冠は、10代での30得点超えトリプル・ダブルだけではない。10代で複数回トリプル・ダブルを成し遂げた史上初の選手になった以外にも、レブロン・ジェームズが持っていた史上最年少での30得点超えトリプル・ダブルという記録も更新。レブロンは20歳と100日で達成したのに対し、ドンチッチは19歳と333日で偉業をやってのけた。
Luka Doncic becomes the youngest player in NBA history with a 30-point triple-double ? pic.twitter.com/fN5xKGtFfQ
— ESPN (@espn) 2019年1月28日
試合を重ねるごとに評価が上がっているドンチッチは、ラプターズ戦でもディフェンス力の高いダニー・グリーン、カワイ・レナードとのマッチアップも苦にせず得点を重ねた。
NBAオールスターファン投票で、レブロンに続いて西のフロントコート2位の票数を獲得したドンチッチは、おそらくヘッドコーチ投票で決まるリザーブに選出されるだろう。このままケガをせずにシーズンを送れれば、新人王受賞も固い。