後半だけで29得点&決勝点を決めたデリック・ローズ「自分を信じてくれた」

2019/01/21
NBA&海外
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デリック・ローズ

写真=Getty Images

ギブソンの言葉に奮起し、ゲームウィナーショット

サンズとの試合終盤、デリック・ローズは自分自身に腹を立てていた。113-114で迎えた第4クォーター残り30.5秒、ローズはジャマール・クロフォードからファウルを受けて2本のフリースローを獲得。2本とも決めれば逆転できる場面で、彼は1本目を外した。2本目を成功させて同点には追いつけたものの、サンズがタイムアウトを取って一時中断すると、ベンチに戻ったローズは首を左右に振り、直前の失投を悔やんだ。そんな時に声をかけたチームメートこそ、ブルズ時代からの『戦友』タージ・ギブソンだった。

「必ず次のプレーを止めて、お前に任せる」とローズを勇気付けたギブソンは、その言葉通り、ドライブを仕掛けたデビン・ブッカーからボールを奪い取り、逆転のチャンスを生み出した。残り23.6秒、インバウンドパスを受けたローズは、ゆっくりハーフコートラインを超え、サンズ新人ミカル・ブリッジズと対峙。残り5秒を切るまで時間を使ったローズは、巧みに自分のスポットに移動し、ステップバックしてジャンプシュートをリリース。これが見事に決まり、チームに勝利をもたらした。

試合後のインタビューで「自分を信じてくれたチームメート、コーチのおかげ」と謙遜したが、ローズは後半だけで29得点を決め、試合を通じて31得点を記録し、勝利に貢献した。

足首の負傷から復帰したばかりのローズは「戻ったばかりだったので、身体とも相談しながらやったし、試合状況を見極めようとした」とも話した。

ウルブズは、22勝24敗で西カンファレンス11位。カンファレンス8位のクリッパーズとは3ゲーム差で、今後予定されているサンズ、レイカーズ、ジャズ、グリズリーズ、ナゲッツらとの試合で結果を残せれば、再びプレーオフ圏内にまで順位を上げられるはずだ。

カール・アンソニー・タウンズは、「生ける伝説であるデリック・ローズが、今日のようなシュートを決める姿を見られて最高。今日は気持ちが入った試合だった。絶対に勝ちたかったんだ」とコメント。2シーズン続けてのプレーオフ進出を目指すウルブズにとって、ローズの決勝点での連敗脱出は、弾みになるはずだ。