宮崎早織

宮崎「不安もありますが、これまでとおり明るく、自分らしく、楽しみながら務めます」

10月2日、ENEOSサンフラワーズは2023-24シーズンの新体制を発表した。ヘッドコーチは新任のティム・ルイス氏が務め、前ヘッドコーチの佐久本智氏は監督に就任。キャプテンはポイントガードの宮崎早織が務める。

ルイス氏はイギリス出身の55歳。1990年代にコーチングキャリアをスタートさせ、2006年にU20男子イギリス代表のヘッドコーチとシニア男子イギリス代表のアシスタントコーチに就任。日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)ヘッドコーチ、カタール男子代表ヘッドコーチ、ミネソタティンバーウルブズのアシスタントコーチなどを経て、昨シーズンはNBA Gリーグのアイオワウルブズのアソシエイトコーチを務めていた。

キャプテンに就任する28歳の宮崎は、聖カタリナ女子高校(現聖カタリナ学園)を卒業した2014年にJX-ENEOS(現ENEOS)に入団。アグレッシブなプレーでチームに大きなエナジーをもたらし、近年は日本代表チームにおいても欠かせない存在に成長している。

入団9年目の今シーズン、バスケットボールキャリアにおいて初のキャプテンに就任する宮崎は、「不安もありますが、これまで通り明るく、自分らしく、楽しみながら務めます。そして、今シーズンもチームの目標であるWリーグ優勝、皇后杯優勝の二冠を達成できるよう選手全員で切磋琢磨し戦います」とコメントしている。