デマーカス・カズンズ

写真=Getty Images

15分の出場で14得点6リバウンド3アシスト1スティール1ブロック

1月18日、デマーカス・カズンズがステイプルズ・センターでのクリッパーズ戦で約1年ぶりに実戦復帰を果たし、ウォリアーズデビュー戦を飾った。

左足のアキレス腱断裂という重傷から復帰となったカズンズは細かな動きから試合勘の衰えを露呈したものの、ケガをする以前と変わらず、得点、リバウンド、アシストとなんでもこなせる選手のままだった。

ヘッドコーチのスティーブ・カーは、約束通りカズンズを先発として起用。「試合前はナーバスだった」と語ったカズンズだったが、試合開始からおよそ1分半後、ケビン・デュラントからのパスを受け、ワンハンドダンクをお見舞いした。豪快にリムを揺らして1年ぶりの得点をマークすると、ベンチの選手も総立ちで祝福した。

カズンズは第4クォーターにファウルアウトとなったものの、復帰戦は15分の出場で4本中3本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール11本中5本を決め、14得点6リバウンド3アシスト1スティール1ブロック。プラスマイナスはチーム2位の+21を記録し、112-94での勝利に貢献した。

試合後カズンズは「クリスマスを迎えた子供のようだった」と、この日の気分を形容した。「ここまで長かった。人生で最良の1日に入る。またコートに立って、大好きなバスケットボールをプレーできたのだからね」

試合前の時点では、カズンズがウォリアーズのシステムにどれだけフィットできるか、という懸念もあった。1試合のみで結論づけるべきではないにしても、今後に関しては、不安より期待の方が大きいと言っていいだろう。

インサイドの守備が強化されるのはもちろんだが、ウォリアーズがピック・アンド・ロールからのプレーを展開した際、クリッパーズはステフィン・カリーとクレイ・トンプソンに張り付いてガードした。試合後「キャリア初だったと思う」と本人がコメントしたように、カズンズはダブルチームされることなく、フリーの状態で3ポイントシュートを打つ機会を得た。カズンズは「対戦相手のスカウティングリポートがどうなっているか知りたいね。俺だってシュートを決められるんだぜ」と冗談を交えて語ったが、試合を重ねて彼のコンディションがさらに上がれば、ウォリアーズと対戦するチームはマッチアップにも苦労させられるに違いない。

キャリア最短でのファウルアウトというオマケもついたが、チームメートは、カズンズの復帰を自分のことのように喜んだ。おそらくウォリアーズは、2日続けての連戦ではカズンズに休みを与え、徐々に出場時間を増やしていく予定だろう。まだ1試合目ながら、『オールスター・クインテット』が垣間見せたポテンシャルは、計り知れない。