京都ハンナリーズ

ラナ体制2年目、本気で勝てるロスターを揃える

ロイ・ラナヘッドコーチの招聘やロスターの刷新など、改革を行い臨んだ昨シーズン。戦績だけを見れば22勝38敗と大きく負け越してはいるものの、若手中心ながら上位チームとも張り合えた試合も多く、一定の成果を上げたシーズンとなった。さらに今オフにサプライズ補強を敢行した。継続は小西聖也、マシュー・ライト、青木龍史、水野幹太の4選手のみ。新加入の目玉は、信州ブレイブウォリアーズから日本人トップクラスのスコアリング能力を持つ岡田侑大の移籍だ。さらに若手ながら即戦力として期待できる澁田怜音(新潟アルビレックスBBから移籍)、新人賞も獲得したシューターの前田悟(川崎ブレイブサンダースから移籍)の加入で、ポテンシャル十分な選手が揃った。また外国籍選手も総替えとなり、横浜ビー・コルセアーズからチャールズ・ジャクソン、サンロッカーズ渋谷からケビン・ジョーンズ が移籍し、日本での実績が十分なインサイド選手が揃った。日本人選手の全員が20代中盤と、あえてベテランを入れずに個々の成長を促すロスターで、試合を重ねるたびに強固なチームになっていくだろう。強豪揃いの西地区で台風の目になることに期待したい。

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昨シーズンに課題だったリバウンドはジャクソンの加入で一気に解決。インサイドでマークマンを引きつけられるジャクソンやジョーンズの存在によって、3ポイントシュートが打ちやすくなり試投数は増加すると予想される。特に成功率の高い選手が揃っているので、3ポイントチームにシフトする可能性も十分にある。若い力で前線からアグレッシブに仕掛けていくディフェンスにも期待したい。

所属選手一覧

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『FP(ファンタジーポイント)最多日本人選手』

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

岡田 侑大

岡田侑大
昨シーズンはベンチスタートが多いながらも平均25分58秒の出場で、13.3得点、2.2リバウンド、3.9アシスト、0.8スティールを記録。例年に比べ3ポイントシュートの成功率が低かったため、今シーズンの復調に期待したいところ。シュートのみならずドライブやアシストなどプレーメーカーとしてオフェンスの中心的な役割を担う。

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【注目選手】

小西 聖也

小西聖也
昨シーズンはルーキーながら徐々に出場機会を獲得し、最終盤には先発出場を続けていた。激しいディフェンスが持ち味で、ボールマンに対するプレッシャーでチーム全体の士気を高めてくれる。リーダーシップを発揮し、熱くチームを引っ張る姿に期待したい。チーム内でのプレータイム争いにも注目だ。

チャールズ・ジャクソン

チャールズ・ジャクソン
昨シーズンは献身的なインサイドプレーで横浜BC初のチャンピオンシップ出場に貢献した。得点効率の良さやリバウンド力、スクリーンのうまさ、走力、ディフェンス力など魅力を挙げればキリがない選手ではあるが、アウトサイド陣が思い切りよくシュートを打つためにも、オフェンスリバウンドを量産してくれることに期待したい。