ビンス・カーター

写真=Getty Images

「君が勝ち取った栄誉は、すべて君に相応しいもの」

今シーズンを最後に現役引退を表明しているドウェイン・ウェイドが、1月6日にアトランタでのラストマッチに出場した。ホークスが106-82で勝利したこの試合中、ウェイドにはサプライズが用意されていた。

ホークスは、第1クォーターのタイムアウト時、会場となったステイトファーム・アリーナの大型ビジョンにウェイドのキャリアを称える特別映像を流した。そこには、ホークスでプレーする大先輩ビンス・カーターの姿が。そこでカーターはウェイドに向けてメッセージを寄せた。

「殿堂入り、トップクラスのキャリアおめでとう。君は何年も僕たちを興奮させてくれた。君と対戦できたことは、僕にとっての喜びであり、名誉なことだった。君が勝ち取った栄誉は、すべて君に相応しいもの。これから得る名声も、君に相応しいものになるだろう。引退後の時間を満喫してもらいたい。君がいなくなるのは寂しいよ」

この試合でキャリア通算3ポイントシュート成功数を500の大台に乗せたウェイドは、NBA史上3人目となる快挙も成し遂げた。ウェイドは、マイケル・ジョーダン、そして盟友レブロン・ジェームズに次いで、通算2万得点、5000アシスト、4000リバウンド、1500スティール、800ブロック、3ポイントシュート成功数500本超えを達成したのだ。

カーターがウェイドに寄せたメッセージの通り、彼に相応しい栄誉が、また一つ加わった。