ニコラ・ヨキッチ

写真=Getty Images

「僕たちがはこの街にとって大きなことをやっている」

ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、マイケル・ジョーダン以来となるNBA史上2人目の快挙を成し遂げた。1月5日に本拠地ペプシ・センターでのホーネッツ戦に出場したヨキッチは、34分の出場でシーズンハイとなる39得点に加えて、12リバウンド6アシスト3スティール1ブロックを記録した。出場時間34分以下で39得点12リバウンド6アシスト3スティール1ブロック以上を記録した選手は、NBA史上マイケル・ジョーダンに続く2人目。それだけの数字をヨキッチは残した。

またチームも123-110で快勝。これでナゲッツはホーム10連勝を達成した。レギュラーシーズン37試合を終えての26勝11敗は球団史上最高の戦績で、ナゲッツは西カンファレンス首位に立っている。今後も西の上位争いは激化するだろうが、もしヨキッチが現在のペースを維持し、チームが上位をキープできれば、間違いなくシーズンMVP候補に挙げられるだろう。

チームの好調は観客動員にも大きなプラス効果をもたらしている。このホーネッツ戦は今シーズン13回目のソールドアウト。ヨキッチは「僕がチームに来た頃は、観客の数も少なかった。それが今では満員のアリーナでプレーできる。これは僕たちが、この街にとって大きなことをやっているということだね」と語っている。

負傷から復帰したポール・ミルサップとギャリー・ハリスはコンディションを上げており、先発のウィル・バートンもじきにチームに帰ってくる。今後しばらくの間は、勢いに乗るナゲッツを中心とした西の首位争いが見られそうだ。